はいさい!
瀬底島の海のガイドちーりーです!
今回は、沖縄の綺麗な海を満喫出来る「シュノーケリング」について、初心者さんでも分かりやすく解説していきたいと思います。
なぜ、このような記事を書こうかと思ったかというと、私のツアーは一組限定ということで、初心者やお子様連れの方もたくさんご参加頂いており
「泳げないけど大丈夫?」
「道具は何が必要?」
「やり方は?」
などなど、これまでたくさんの質問がありました。
そこで、「初めての方でも安心してシュノーケリングが出来るようになって欲しい」
と思い、この記事を書くことにしました。
ここでは、初心者さんでも分かりやすいように、多少難しいことは省いて説明しております。
もし、さらに詳しく知りたい方は、詳細をがっつり説明した記事も順次書いていきますので、そちらをご覧ください。
シュノーケリングとは
シュノーケリングとは、
「マスク、シュノーケル、フィン、ライフジャケットの4点セット」
を身につけて、水面に顔をつけながら遊泳を楽しむマリンスポーツです。
特別な技術やライセンスは不要なので、この4点セットさえ持っていれば誰でも簡単に楽しめちゃいます!
特徴としては、シュノーケルという息をするための道具を使うので、水泳の時とは違って息継ぎすることなく呼吸が出来ます。
また、ライフジャケットを着用すると、泳がなくてもぷかぷか浮かぶことができるので、初心者や泳げない方でも安心して楽しむことが出来ます。
シュノーケリングの魅力
シュノーケリングの魅力は何と言っても、色とりどりのサンゴ礁や熱帯魚など海中世界をゆっくり観察出来ることです!
目の前に広がるサンゴ礁の上でゆっくりぷかぷか浮いているだけで非日常を味わえる他、リラックスすることが出来ます。
また、泳ぐポイントを変えることで、様々な景色や地形、熱帯魚を見ることができるので飽きることがありません。
毎回、何が見れるかワクワクできることもシュノーケリングの魅力の一つです。
もっと詳しく知りたい方はこちら
初心者やお子様でもできちゃう!シュノーケリングとは?その魅力とは?
シュノーケリングに必要な道具4点セット
シュノーケリングに必要な道具は
①マスク
②シュノーケル
③フィン(足ヒレ)
④ライフジャケット(救命胴衣)
の4点セットです。
これらの道具を使うことで、初心者や泳げない方でも安心してシュノーケリングを楽しむことが出来ます。
①マスク
マスクをつけることで、水中をクリアに見ることが出来ます。
水泳用のゴーグルとは違って鼻まですっぽりと覆うようになっているので、鼻から水を吸い込むのを防いでくれます。また、度付きのレンズのマスクを使えば、視力の弱い方でも水中をはっきり見ることが出来ます。
他の道具もそうですが、マスクにも大人用、子供用などのサイズがあるので、自分の顔に合ったマスクを選ぶことが重要です。
②シュノーケル
シュノーケルは、水に顔をつけたまま呼吸するための道具です。
マウスピースのようになっている部分を咥えて水面に顔をつけると、シュノーケルの筒先が水面より上に出るようになっているので呼吸をすることが出来ます。
また、筒先が波を被っても水が入りにくい構造になっているものや、筒の中に入ってしまった水を出しやすくするための排水弁がついているものもあります。
③フィン(足ヒレ)
フィンを履くと水面をスムーズに移動することが出来ます。
フィンは、大きく硬いものほど推進力が得やすいのですが、その分脚力が必要になってくるので、初心者の方は小さめで柔らかいものがおすすめです。
④ライフジャケット
ライフジャケットは、浮力を確保するための器材です。
着用することで浮力が確保されるので、初心者や泳げない方でも安心してシュノーケリングすることが出来ます。
もし、ライフジャケットを着けていないと、「足がつった」「マスクやシュノーケルに水が入った」など何かトラブルがあった場合に溺れてしまう危険性が高まってしまうので、シュノーケリングをする際は必ず着用しましょう。
その他にも、ラッシュガード、マリンシューズなど、あると便利な道具もあります。
詳しく知りたい方は、こちらの記事に載せてます。
これでバッチリ!シュノーケリングに必要な器材4点セットとあったら便利なもの
シュノーケリングのやり方
海に到着したらシュノーケリングをしていきますが、いきなり泳ぎ出すのは禁物です!
通常次の順番で準備をしていきますのでイメージしておきましょう。
①道具を持って波打ち際まで行く
②シュノーケリング4点セットを身に着ける
③道具がしっかりつけられているかお互いで確認
④足の付く浅瀬で道具の使い方や道具に不具合がないか確認
⑤道具を正しく身につけて、道具に不具合がなければシュノーケリング開始
波打ち際から離れたところで道具を付けてしまうと、マスクで視界が狭くなったり、フィンで歩きづらくなったりしてしまいます。
それなので、道具は波打ち際で付けるようにしましょう。
②、③、④の、道具を身に付ける際に確認することは次の項目で説明します。
道具を身に付ける際に確認すること
道具をしっかり身につけられていないと、シュノーケリング中にトラブルの原因になるので、泳ぎ出す前に確認することは重要です。
自分で確認すると見落としもあるので、必ず同行者と一緒にお互いを確認し合いましょう。
①ライフジャケット
・裏表、前後ろ反対に来ていないか
・ファスナーやバックルがしっかり閉まっているか
・各ベルトをしっかり自分のサイズに合わせて調整しているか
マスクやフィンから先に身に付けるとライフジャケットが着づらくなるため、まず最初はライフジャケットから着るのがおすすめです!
②マスク
・鼻までしっかり覆っているか
・顔がフィットする部分(スカート)が折れ曲がっていないか
・スカートに前髪が挟まっていないか
・ストラップの横側が耳の上、後ろ側が後頭部の高い位置にあるか
・マスクの中に水は入ってこないか
マスクを着ける前に、マスクとシュノーケルはアダプターで接続しておきましょう。
また、シュノーケリング中にマスクのレンズが曇ることがあるので、レンズにしっかりと曇り止めを塗りましょう!
③シュノーケル
・マウスピースの部分をしっかり咥えられているか
・シュノーケルを使用していつもどおり呼吸ができるか
・シュノーケルに水が入ってこないか
シュノーケルのマウスピースの部分は、「あ」「い」「う」の口の形で咥えると咥えやすいです。
シュノーケル中は「う」の口の形をキープすると水が入りずらいです。
④フィン
・ 自分の足のサイズに合っているか
フィンが緩すぎると途中で脱げてしまうことがあるので注意が必要です。
サイズを確認する方法としては、フィンを履いた状態で足をパタパタ上下に動かして脱げなければ大丈夫です。
シュノーケリングに役立つスキル
シュノーケリングは、特に専門的な知識やライセンスは必要ありませんが、知っていると役立つスキルもありますので紹介していきます。
①横歩き、後ろ歩き
フィンを履いた状態で普通に歩くと、フィンの先が地面に引っかかってつまづきやすくなってしまいます。
それなので、フィンを履いている時は、横歩きか後ろ歩きで歩く方が歩きやすいです。
この時の注意点が、石や段差で転ばないように、進行方向を目で見て確認しながらゆっくり進みましょう。
②シュノーケルクリア
シュノーケルクリアとは、シュノーケルの中に入った水を出す(クリア)することです。
シュノーケルの中に水が入ってしまった場合、息を強く吐くことでシュノーケルの筒先から水を排出することが出来ます。
シュノーケルのタイプによっては、マウスピースの下の部分に排水弁が付いているものもあり、排水弁が付いていると水が排出しやすいのです。
③マスククリア
マスククリアとは、マスクの中に入った水を出す(クリア)することです。
マスクに水が入ってしまった場合は、斜め上を向いて鼻から息を出すとマスクの中の水を出すことが出来ます。
もし、鼻息でマスクのレンズが曇ってしまいそうなら、斜め上を向いた状態で鼻のポケット部分を摘んで引っ張り、マスクと鼻の下の間に少し隙間を作ることで水を出すことも出来ます。
④フィンキック
フィンキックをする時は、膝を曲げずに足の付け根(太もも部分)から大きくゆっくり動かします。
水泳のクロールをする時のように、すごいピッチでバタ足してしまうと、足がすぐに疲れて攣ってしまうこともあるので注意が必要です。
また、フィンが水面に出てパシャパシャしてしまうと進まないので、しっかり水中で大きくゆっくり動かすことがポイントです。
⑤ラッコのポーズ
ラッコのポーズは泳いでいる、少し休憩する時に使います。
水面で泳いでいる時はうつ伏せの状態ですが、そこから手を使って体を横に回転させ、仰向けの状態(ラッコのポーズ)になり、顎を引いて休憩します。
この時、シュノーケルを加えたままだと、パイプの先が水面に付いて水を吸ってしまう恐れがあるので、シュノーケルは口から外します。
ラッコのポーズからそのまま上体を起こすと、浅瀬で立ち上がりやすいので、シュノーケリングを終えてビーチに上がる際などにもラッコのポーズは役立ちます。
シュノーケリングする際の注意点
シュノーケリングに限らず自然の中で行うアクティビティは、予期せぬアクシデントに見舞われることもあるので、事前に注意点を知っておくことは重要です。
ここでは、シュノーケリングの際に注意することについて説明します。
①二人以上で海に入る
もし何かトラブルがあった場合、二人以上いればお互いで助け合うことが出来ます。
一人では海に入らず、二人以上で泳ぐようにしましょう。
この時の注意点が、二人以上で海に入っても泳ぐことに夢中になってしまい、お互いの位置が分からなくなってしまったら意味がありません。
しっかり、お互いの位置を把握しながら、何かあったらすぐに助け合えるように一緒に泳ぎましょう。
②事前に天気の確認をする
当然ですが、海に行く前には必ず天気予報を確認しましょう。
大雨や風の強い日、注意報や警報が発令されている日は海に行かないようにしましょう。
③潮の流れが早い場所、波の高い場所には行かない
天気が良くても場所によっては、潮の流れが早い場所や波の高い場所もあります。
このような場所で泳ぐと、体力の消耗が激しいだけではなく、いつの間にか遠くに流されてしまい岸に戻れなくなってしまうケースもあります。
このような場所や、特に注意を促す看板が立てられている場所では絶対泳がないようにしましょう。
④海の物に触れない
海の生物の中には、毒を持っているものもあります。
トゲのある魚やウニなど見た目で「触ったら痛そうだ」と思うものもありますが、見た目では分からないけど毒を持っているものもたくさんあります。
また、沖縄の海には歩けるくらいの浅瀬にもサンゴがびっしり広がっている場所もたくさんあります。
知らずに踏んづけてしまうとサンゴを壊してしまうので、遊ぶ際はその場所の自然を壊さないように注意しましょう。
⑤体調不良の時や飲酒後は海に入らない
体調不良時や飲酒、二日酔いの際は、事故の危険性が高まってしまうので海に入るのはやめましょう。
そのために、シュノーケリングをする前日はしっかりとした睡眠や休息を取り、当日は万全の状態で臨み全力で楽しめるようにしょう!
まとめ
今回は、初心者でも分かりやすいように、シュノーケリングについて説明しました。
また、何か必要なことがあったら順次追記していきたいと思います。
今回の記事に出てきた目次の項目については、それぞれさらに詳しく説明した記事も書いていきますので、気になる方はこちらをご覧下さい。
初心者やお子様でもできちゃう!シュノーケリングとは?その魅力とは?
これでバッチリ!シュノーケリングに必要な器材4点セットとあった便利なもの
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