ハイサイ!
年中シュノーケルの日焼けが治らない、瀬底島の海のガイドちーりーです。
「今年はシュノーケリングに挑戦しよう!よーしやるぞ!!」
と思ったけど、
「マスクとシュノーケルと、、、あれ!?他に何が必要なんだ??」
と、困った方も多いのではないでしょうか?
シュノーケリングは、専門的な知識や資格がなくても
①マスク
②シュノーケル
③フィン(足ヒレ)
④ライフジャケット(救命胴衣)
の「4点セット」さえあれば、誰でもお手軽簡単に楽しめるマリンスポーツです。
また、これらの器材が泳ぎを補助してくれるので、実は泳げない方でも楽しめるのがこのシュノーケリング!
この記事を読むと、シュノーケリングに必要な器材4点セットとその役割、また、その他にあったら便利なものについて知ることが出来ます。
シュノーケリングをやってみたい方、必要な器材が全部揃っているか不安のある方、器材の役割を知りたい方、海をとことん楽しみたい方は、ぜひ最後まで見ていって下さい!
そもそも「シュノーケリングとは?」という方はこちら↓
https://pagaya49.com/2024/05/07/snorkeling/
4点セットその1 マスク
シュノーケリングに必要な器材4点セット、その1はマスクです。
マスクの役割は、水中をクリアに見ることです。
皆さん、水中で目を開けたことがあると思うのですが、水中では目のピントが合わずぼやけて見えてしまいます。
しかし、マスクを着用することで目と水中の間に空間ができるので、水中でもピントが合い視界がクリアになります。
マスクのレンズには、レンズが一枚の一眼タイプと、レンズが左右に別れて二枚ある二眼タイプ(写真は二眼タイプ)があります。
一眼タイプのマスクは、両目の間に仕切りがない分、視界が広いのが特徴です。
二眼タイプのマスクは、度付きのレンズもあるので、視力の弱い方でも水中をはっきり見ることが出来ます。
また、水泳用のゴーグルとは違って、鼻まですっぽりと覆うようになっているのが特徴です。
鼻まで覆われているため、口呼吸になるシュノーケリング中にも鼻から水を吸い込むのを防いでくれます。
最近は、顔全体を覆うフルフェイスマスクというものも登場しており、このマスクだと鼻で呼吸をすることが出来ます。
マスクには、大人用子供用、女性用男性用、日本メーカー、海外メーカーでなどさまざまなサイズがあるので、必ず試着して自分の顔や頭の形に合ったものを購入することをおすすめします。
4点セットその2 シュノーケル
シュノーケリングに必要な器材4点セット、その2はシュノーケルです。
シュノーケルは、水に顔をつけたまま呼吸するための器材です。
マウスピースのようになっている部分を咥えて使用するのですが、その状態で水面に顔をつけるとシュノーケルの筒の先(画像ではオレンジ色の部分)は水面より上に出るようになっているので呼吸をすることが出来ます。
また、波を被っても筒の先から水が入りにくい構造になっているものや、筒の中に入ってしまった水を出しやすくするための排水弁がついているものもあります。
4点セットその3 フィン(足ヒレ)
シュノーケリングに必要な器材4点セット、その3はフィン(足ヒレ)です。
フィンの役割は、水面をスムーズに移動するための器材です。
フィンを履いているか履いていないかで、移動スピードが格段に違います!
フィンは、大きく硬いものほど推進力が得やすいのですが、その分脚力が必要になってくるので、初心者の方は小さめで柔らかいものがおすすめです。
また、フィンには素足のまま履くフルフットフィンと、サイズが調整可能でマリンブーツを履いた状態でも履くことができるストラップフィンの2種類があります。
フルフットフィンは、素足のまま履くので足との一体感や推進力を感じやすいフィンです。
素足のまま履くので、自分の足のサイズに合ったものが必要です。
また、慣れていないと靴づれのようになってしまうこともあるので、専用の靴下も販売されています。
ストラップフィンは、かかとの部分にサイズ調整用のベルトが付いてるので、ある程度の足のサイズの違いは調節して履くことが出来、マリンブーツを履いたまま履くこともできます。
足場の悪い岩場やビーチなどから海に入る際は、サンダルでは足の指が出ているので怪我をしてしまうこともあるので、マリンブーツを履くのがおすすめです。
そのような場所で、マリンシューズを履いたまま履けるストラップフィンが活躍します。
4点セットその4 ライフジャケット(救命胴衣)
シュノーケリングに必要な器材4点セット、その4はライフジャケット(救命胴衣)です。
ライフジャケットは、浮力を確保するための器材です。
浮力が確保されのので、手や足を動かさなくてもぷかぷか浮かぶことが出来ます。
シュノーケリング中に、足がつってしまったりマスクやシュノーケルの中に水が入ってしまうことはよくあります。
このようなトラブルがあった場合にライフジャケットを着けていないと、溺れてしまう危険性が高まってしまうのでシュノーケリングをする際は、ライフジャケットを着用することを強くおすすめします。
ここまで、シュノーケリングに必要な器材4点セットについて紹介してきましたが、次の項目からは、シュノーケリングにあったら良いものを紹介していきます。
あったら便利なもの1 マリンシューズ
マリンシューズは、足を保護するための器材です。
岩場や石が多いビーチではマリンシューズを履くことをおすすめします。
また、沖縄の海は歩けるくらいの浅瀬にも意外と多くのトゲトゲしたサンゴや岩、稀に危険生物もいることがあるので、それらから足を守ることが出来ます。
ただ、マリンシューズを履いているからといって、100%大丈夫とは限らないので注意して歩くことは忘れずに!
また、サンゴは踏んでしまうと意外ともろく壊れてしまいます。
サンゴだけでなくナマコやヒトデ、イソギンチャクとそこに居着いているクマノミたちなど、海の生き物は踏まないように注意してあげて下さいね!
あったら便利なもの2 マリングローブ
マリンシューズが足の保護のためだったように、マリングローブは手を保護するための器材です。
海では足場が悪かったり、波があったりして意外とバランスを崩す場面が多々あります。
その際、とっさに手を付いた拍子に、手を切ってしまうこともあるので、マリングローブがあるとそのような怪我を防ぐことが出来ます。
あったら便利なもの3 ラッシュガード、
ラッシュガードは、紫外線や擦り傷、危険生物から肌を守ってくれます。
特に、夏の沖縄は紫外線がすこぶる強く、体力の消耗が非常に激しくなってしまうだけでなく、数時間水着だけで遊んでいると、帰る頃には日焼けがヒリヒリしてその夜は寝れない、なんてこともよくあります。
沖縄生まれ沖縄育ちの私も、ガイドの際は必ず着用しております。
また、たまに「保温効果のために着用している」という方もいらっしゃるのですが、海に入っている間や濡れてしまうと保温効果はありません。
風が強い日は、海から上がって濡れたラッシュガードを着たままだと、体が冷えてしまうことがあるので、そういう場合は着替えた方が良いです。
あったら便利なもの4 ウエットスーツ
こちらは、冬の時期にあったら良いものです。
ウエットスーツは、保温や体の保護のために着用します。
夏場でも、小さなお子様や冷えやすい体質の方は、長時間海に入っていると冷えてしまうことがあるので、場合によっては着用を検討しても良いかもしれません。
ウエットスーツも種類が色々あるのですが、夏場では3mm以下の薄手で十分です(夏場、海に入っていない時は逆に暑すぎるので熱中症に注意が必要です)。
また浮力もあるので、慣れている方ならライフジャケットは着用せず、ウエットスーツだけでもシュノーケリングすることが出来ます。
あったら便利なもの5 曇り止め
曇り止めは、マスクのレンズが曇るのを防止するために使用します。
曇り止めを使わずにマスクをつけると、鼻息や体温などでほぼ確実にレンズが白く曇ってしまいます。
そうなると、何度も水で流したり指で擦ったりして曇りを取らないといけなくなり、ゆっくりシュノーケリングが楽しめないので、曇り止めは重要です。
一番手っ取り早いのは、唾(つば)をレンズに付けて指で擦ってレンズ全体に伸ばし、軽く水で流す方法です。
唾を使うのに抵抗ある方は、市販のマスク用の曇り止めがあるのでそちらを使用することをおすすめします。
また、薄めた食器用洗剤や歯磨き粉でも代用することも可能です。
使い方も唾でやる方法と同じで、レンズ全体に伸ばして水で流す方法です。
また、私は使ったことないのですが、最近ではレンズに貼るフィルムタイプの曇り止めも出ているようです。
あと、これはまた少し別の話になるのですが、買ったばかりのマスクはレンズに油膜が残っているため、曇り止めをしてもすぐに曇ってしまうことが多いです。
シュノーケリング当日に、買ったばかりのマスクを開封してすぐ使うのではなく、事前に曇らなくなるまでしっかりレンズの油分を除去する必要があります。
これについては、また別でしっかり説明したいと思います。
あったら便利なもの6 器材入れ
シュノーケリングの器材をまとめて入れておける入れ物もあると便利です。
もし、ご自身で車などで海に行ってシュノーケリングする際はタライがあると便利です。
帰ってきて、そのままこのタライに水を溜めて器材を洗うこともできます。
左の二つはホームセンターのカインズで買いました(黒色が90リットル、黄緑色が60リットル)
色々なタライを使いましたが、こちらのタライはホースが留められるし持ち手が頑丈で、たくさん荷物を入れても持ち上げる時に割れて壊れないので、今はこのタライに落ち着いています。
右の青色のタライ(20リットル、多分タライとは言わないかもです)は、多分どこのホームセンターにも売っているタイプで、素材が柔らかなゴムのようになっているので、狭いスペースでも置くことが出来ます。
普段は洗濯物を干したり、取り込んだりする時にも使っています。
もし、これらの置き場所に困る場合は、買い足さずに普段使っているタライやバケツで代用しても良いと思います。
旅行などに持って行く場合は、メッシュバックがおすすめです。
ただ、海で使った器材をそのままメッシュバックに入れてしまうと、塩水が他の物に付いてしまうので、ビニール袋に入れるか、タオルなどで拭く必要があります。
特に塩水は鉄などの金属を錆させてしまうので、付かないように注意しましょう!
最後に
今回は、シュノーケリングに必要な器材について紹介しました!
今年シュノーケリングをやってみようという方は、ぜひ今回紹介した4点セットを揃えて、水中世界を楽しんでください!もちろん安全第一ですよ〜
瀬底島の海のガイド、ちーりーでした〜
では👋
ちーりーのホームページ
https://pagaya49.com
瀬底島の海
https://youtu.be/ycM_UWyalhw
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